極めて適確に構築したwax up状態を精密に再現できるプレスセラミックシステム、新素材「松風ヴィンテージprimeプレス」が
「セラベティ プレスベスト」と共に、昨日(令和元年12月10日)に上市されました。
ここには色調再現性と相互して、須らく確実なwax up法が求められます。
時を同じくして、、、
一作日、医歯薬出版社からは、隔月刊「補綴臨床」別冊としてGunter Seubert著「オクルーザルコンタクトA to Z
~良好な咀嚼運動のために~」が上梓されました。
この書籍はD.Schulz氏のNAT理論に沿った上下小臼歯および大臼歯に至る全臼歯部のwax up法を網羅すると共に、
我々の日常臨床における様々な咬合形式に則したアプローチを提唱したものです。
本書では使用咬合器をモリタ社(日本発売元)の「SAM」によって解説を行っておりますが、
異なる章ではKavo社「Proter咬合器」の取扱説明やアネロクラシック社の「いぶきダイスペーサー」等も登場しますよ。
可及的に日常臨床の一助となれば望外に存じます。